今ひとり旅がアツイ国、ベトナム。
その中でもホーチミンは、LCCも含め日本からの直行便が多いため、行きやすさに定評があります。
フランスの植民地だったことから、未だ街には西洋風の建物が残っており、アジアにいながらヨーロッパのような雰囲気も味わえます。
エスニックな雰囲気の街は、一歩足を踏み入れると美味しいお店がたくさん。
西洋と混ざりあった文化はもちろん魅力的ですが、食もベトナムの伝統的なものから独自に発展してきた西洋風のものまで様々。
どれも美味しいベトナムの食事なのですが、特にフォーは米粉で作られるため日本人にはとっても食べやすく、お店によっても特徴が違うので、食べ比べるのがたまらない一品です。
今回そんなフォーを食べ比べハシゴしてきたのでご紹介していきます!
はじめに
成田空港からは直行便で6時間、関空からは5時間半。
安い時は往復2万円台で行けてしまうベトナム。
物価は日本と比べると安く、レトロで素朴な雰囲気も相まってバックパッカーにも人気です。
空港からの移動はタクシーが便利!
今回はGrabというアプリを利用して移動しました。
空港から始めに向かったフォーのお店までは約30分程度。
日本のように普通に走れればもっと早く着きそうでしたが、ホーチミンの街は交通が入り乱れており、しかもバイク天国。
迷うことなく隙間に入り込んでくるバイクを避けながらのため、車にしてはゆっくりめな運転です。
それでもバイクは普通のスピードで突っ込んできますが…。
バイクにも”Grab”の表示があったので、心に余裕のある方はバイクでの移動が早いかもしれません。
Grabでは前もって料金を確認できますが、支払いを”現金”にしてしまうと運転手側が後で変更できるようです。
最初と違う金額を提示される場合があるのと、チップも強気で要求してくるため、不安な方はアプリにカードを前もって登録し、アプリ上でのお支払いをおすすめします。
両替
ホーチミンは”ほぼ”、電子マネーもカードも使えません。
私がいざ行かんとしている場所は露店のようなお店か、老舗のような風貌のお店ばかり。
チェーンのカフェですらキャッシュレス決済が使えるようになったのはつい最近と言われたため、露店なんて絶対現金じゃん…と両替をすることにしました。
空港の両替所は国内で最もレートが悪いと言われていますが、ベトナムは市内の両替所だと予告なしに閉まっていることがあるため、私は空港で行いました。
いざ、フォー食べ尽くし!
ご紹介するお店は全て”現金決済のみ”でした。
Pho Bo Vien : 1区
まず始めに向かったのがこちら。
ベトナム人の友人もここは美味しいと行っていたので迷わず選びました。
メニューはフォーのみ。英語メニューもありますが、店員さんは関係なくベトナム語を話します。お婆さんがとっても優しかったー。
机の上に揚げパンが置いてありますが、それは食べるとチャージされる様子です。サービスだと思うくらいにナチュラルに置いてあります。
私が頼んだのはお肉全種類乗せ。60.000ドンでした。日本円では350円ほど。
このクオリティでこのお値段は大満足を超えるレベルです。
内臓系の部分も入っていたので、苦手な方はそれ以外を頼むといいでしょう。
どれも頼んでも値段は同じようでした。
麺の太さも選べます。卵麺などもありました。
英語は通じませんが、店員さん達はみんな親切なので、ぜひおすすめを聞いてみてください!
Phở Phú Vương : 1区
一軒目から頑張れば歩いて向かえるこちらのお店。
一軒目よりも少し大きく、現地の人よりも外国人観光客が多かったです。
私はPho Tai Ganを頼みました。79.000ドンです。
日本円で大体500円いかないくらいでしょうか、1軒目よりややしましたがそれでも味はほんと、美味しい。
ちなみにここは、ビーフシチュー風フォーが人気のお店みたいでした。次回行った時に試してみたい!
休憩におしゃれカフェもハシゴする
ついつい寄り道してしまうひとり旅。
気の向くままに好きな道を進める点もひとりの醍醐味ですが、少し休憩したい…。
美味しいコーヒーを求めていたら素敵なカフェに出会いました。
Cộng Cà Phê
高い口コミと、レトロな外観・内装がおしゃれなカフェ。
二階建てで席数は多いですが、少人数、1人でも利用しやすい配置になっています。
ドリンクの種類も豊富ですが、私のおすすめはココナッツコーヒー!
初夏に行ったため外はじめっと暑く、そんな中で飲んだ甘くて冷たいこちらはほんっとうに美味しかったです。
コーヒーの写真を撮らなかったのが悔やまれる…!
でも本当にじんわり甘くて疲れが取れる一杯でした。
Highlands Coffee
こちらはベトナムのチェーン店。ホーチミン市内にもいくつか店舗があるのですが、Wi-Fiやコンセント完備のため、旅行客にはとっても嬉しいカフェ。
素敵ポイントは上記だけではなく、清潔感や味も言う事なし。
ベトナムで好まれて飲まれている甘い系のコーヒーに加え、紅茶やフードも充実しています。
ベトナム版タリーズやドトールといったところでしょうか。
感激ポイントは本当に美味しいのに、値段が200円とかで飲めてしまう点。
そしてカードが使えます…!(現金普段持たない方へ朗報です!)
ベトナムへ訪れたらまた、必ず行きたいお店になりました。
番外編
ホーチミンはどこに行っても美味しいものばかり。
フォーやカフェだけではなく、欧米から伝わったものも、ホーチミン独自の文化と融合し、またエキゾチックで癖になるような食べ物を生み出したのです。
ベドナムのサンドイッチ”バインミー”もおいしすぎた
”パン”という意味のバインミー。
フランスのバゲット風のパンで具材を挟んだサンドイッチです。
具材はそれぞれの屋台やお店によって変わりますが、肉や野菜、ハーブなどを独自のタレと一緒にパンで挟みます。
味は甘辛かったり、ナンプラーの効いたエスニック風であったり、なんとも表現し難い美味しさで、一口齧ったらもう止まらないこと間違いありません。
私が歩き回って見つけたお店がこちらなのですが、地元の方もよく訪れていた様子。
Bánh Mì Hồng Hoa ※現金のみ
うんまっ!と思わず出てしまう美味しさ。
出汁なのか、ソースなのか、なんとも癖になる甘辛いタレと、野菜やお肉の旨みが、パンと食べることでことでより濃厚に味わうことができ、もう一口、もう一口と食べていくうちに、気がつくと完食していました。
バケットの半分ほどの大きさがありますが、いけちゃうお味です。
このお店を少し進んだ先に、実は当初行こうと思っていたバインミーのお店が長蛇の列とともに姿を現したのでそちらも貼っておきます。
Bánh Mì Huynh Hoa
こちらはどのサイト、SNSでも並んでいるとの口コミがありました。
人気店のようで、私が前を通った時も観光客や地元の人も含め並んでいました。
帰りのフライトが迫ってきていたので並べなかったため、次回は必ず挑戦したいです。
おしゃれ雑貨屋さんでお土産を買う
ベトナムの雑貨もレトロさがあったり、エスニック感がたまらなかったり可愛いものがたくさん。
今回街を歩き回り、気になったこちらへお邪魔しました。
Cửa Hàng Hòa Hoa – Saigon Kitsch
店内は3階建てのビルですが、1階が主に民芸品や雑貨。
2階は文房具類に衣類、3階はコーヒーや陶器などを取り扱っていました。
私はこちらでベトナムお土産といえばのタイガーバームと肥料袋を再利用したポーチを購入。
持ち運びにとっても良いミニミニサイズのタイガーバームを発見しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
文化も食も面白いものがぎゅぎゅっと詰め込まれたようなベトナム。
そんなベトナムのホーチミンで国民食であるフォーを中心に食べ歩きをしてきました。
同じフォーでもお店によって味や具材は違うため、皆さんもぜひいろんなお店で味比べをしてみてくださいね!
ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎