【宮島ひとり旅】弥山おすすめの登山コース!見どころや不思議ポイントも!

弥山の1人で登る、おすすめコースと見どころ 広島

歴史、食、文化に自然。ひとり旅の行き先として必ず上がる広島、宮島。

牡蠣を食べ尽くし、もみじ饅頭を食べ歩き、鹿を観察しながら、厳島神社にお参りする。

そんなコースも勿論、満足度が高いのですが、

せっかく大自然に囲まれている宮島で、ひとりだからこそじっくりリフレッシュしたい!のであれば、ぜひ弥山に登ってみてください!

今回、外国の観光客に紛れて弥山登山をしたところ、溢れる自然美と期待を裏切らない山頂の景色に癒され尽くし感無量でした。

弥山ってなに?どんなところ?

どんなコースがあって、どこがおすすめ?手軽?

徒歩で登ると何がみれるの?山頂には何がある?

登山コースはどの程度のレベル?誰でも登れる?

などなど、登ってみないとわからないけれど、ちょっと気になる…ポイントをお話ししていきます。

はじめに

弥山って、聞いたことはあるけれど、なんだっけ?

宮島といえば”厳島神社”というワードが強すぎて、それほど気にしたことがなかった…当初私はそうでした。(すみません)

弥山おすすめだよ!と地元の人に言われ、へー、ふーん。弥山ですね、はい聞いたことあります。という感じ。

でも実際、弥山には何があるの?東京で言う、高尾山的な感じ?レベル?それとも徒歩だと結構きつい?(怒らないでください…。)

弥山って?高さやレベルは?

弥山は、宮島の中央部に位置する標高535mの山。

古くから信仰の対象になっており、山頂付近には御山神社、山間から麓にかけて大聖院の数々の堂宇が配しています。

伊藤博文も絶賛した山頂からの景色は圧巻

山頂からの景色は、瀬戸内海に浮かぶ島々を美しく望めることでも有名であり、

初代内閣総理大臣の伊藤博文は、「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したほどの絶景。

弥山七不思議

また弥山にはこのように呼ばれるスポットもあり、

山頂にあるにもかかわらず、海の潮の満ち引きによって水が溢れたり減ったりすると言われる”干満岩”や、

空海が宮島で修行をした時に焚かれた護摩の火がおよそ1,200年間、昼夜燃え続け、元火が絶えず、

さらには広島平和記念公園の平和の灯の元火の一つともなった、”消えずの霊火”などがあります。

登山道のレベルは本格的

コースにより階段が多いコースや、大きな岩を軽く上るような箇所もあり、登山初心者の方はややキツく感じるかもしれません。

舗装されていない土道もありましたので、天候の悪い時などは無理は禁物です。

登山道、山頂の施設や売店

山頂にはお店も自販機もありません

最初のロープウェーの駅近くにある”もみぢ荘”さんか、ロープウェーの駅にある自販機のみになります。

特に夏の山頂付近はひなた部分が多くかなり汗をかきますので、前もって買っていくことをおすすめします。

コース説明 : 徒歩の場合

コースは登山道にあったこの看板通りに進みました。

弥山コース
上手く撮れておらずすみません…。

より詳細な登山コースは、宮島観光協会のHPにも乗っています。

もみじ谷コース

登山道までの標識も多く、途中ロープウェーの駅もあるために、最も登りやすいかと思います。

前半は坂道で、徐々に階段が増えてきますがあまり舗装されていない道も多いです。

推奨されている3コースの中では初心者向きになります。

大聖院コース

弥山の不思議スポット、見どころが多く詰まった見応えのあるコース

全体的に階段が多いのですが、比較的舗装されているために歩きやすく感じました。

途中、途中見晴らしのいい場所があり、景色の美しさは随一です。

大元コース

3コースの中ではマイナーなようです。

弥山原始林を通るコースですので、自然美は抜群。

巨岩も多いため、歩きごたえがあるようですが、足場が悪い箇所が多いため注意が必要です。

おすすめの登り降りコース

ずばり、上りはもみじ谷コース下りは大聖院コースです。

もみじ谷コースは道がしっかり舗装されていない箇所もちらほらありますが、原始林の見応えや野生動物、登りやすさから行きで歩きたいコースです。

一方で大聖院コースは階段がとても多く、海の見える箇所や、道草したい見応えのあるスポットが多いために、下りのコースとしておすすめです。

登山道の見どころ

もみじ谷コース

もみじ谷コースはその名の通りもみじに多く囲まれ、豊かな自然と溶け込むように美しい神社、古い建物を見つけられるコースになります。

もみじ谷コース途中の四宮神社
森の中にひっそりと建つ四宮神社
神の使いの鹿
森に佇む鹿がまさに神の使いのように神々しかった

そして、もみじ谷公園入り口の赤い紅葉橋も有名です。

もみじ谷公園の紅葉橋
この赤色が青紅葉に映えていました。

その手前にある”旅館岩惣”も、100年以上前から建つ母屋が荘厳でした。

旅館岩惣の外観、昼間バージョン
旅館岩惣の夜バージョン
夜も素敵。

またもみじ谷コースは、山頂までの途中に弥山本堂、1200年燃え続けていると言う火を見られる霊火堂などにお参りすることもできます。

霊火堂
森に霊火堂が映えました

大聖院コース

見どころいっぱいの大聖院コースは、やはり巨岩・奇岩はマストです。

大聖院コースの巨岩に挟まれた道
巨岩の間を歩いていると、まるで小人になった気分でした。
四脚石鳥居
大聖院コースの登山口付近にある四脚石鳥居。苔が蒸していてとても癒される…。

大聖院コースで下山する理由はまさに、大聖院にも寄れるから!

この石鳥居の写真右はもう大聖院。

大聖院の周りには様々なカフェや雑貨屋さんなど穴場もあるので登山のクールダウンがてら歩くのがおすすめです。

山頂の様子 : 奇岩と絶景のパノラマビュー!

ここまでコースの説明をしてきましたが、メインはやはり山頂です。

このために苦労して登ってよかった…そんな景色が一面に広がる、本当に素敵で不思議な場所でした。

弥山山頂からの景色
360°パノラマビューでこの景色

瀬戸内海に浮かぶこの小さな島々がとっても鮮明に、美しく眺められるのが弥山なのです。

巨大な奇岩のトンネル
石に潰されそう〜と少しハラハラしながらくぐりました。
弥山山頂の巨石たち
石の大きさが伝わるでしょうか?ごろごろと転がっているんです、不思議…。

アートのように美しく、点々とある巨岩とCGのような瀬戸内の海。

魅入ってしまう美しさは、ひとりだからこそ好きなだけ眺めていられるのでした。

まとめ

いかがだったでしょうか。

弥山はロープウェー(往復大人2000円)で登るのもいいですが、今回は徒歩で登頂してみました。

原始林は勿論美しく、途中途中の景色に癒され、山頂からの風景をみた時には、頑張って登ってよかった…!と本当に心から思いました。

達成感はやはり徒歩の方がひとしおです。

ひとりだったからこそのんびり、休み休み登ることができ、山頂では思う存分好きなだけ景色を楽しむことができ、とっても満足のいく旅となりました。

これからの季節、暑さも引いて景色もさらに映えてくると思いますので、ぜひ登山コースを参考にしてみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎

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