”オーストラリア現地”の”レストラン”で、実際のネイティブが使う英語表現、【お客さん編】です。
旅行で現地のレストランに行こうと思っている!または、レストランで働きたい!と考えている方向けに記事を書きました。
オーストラリアの田舎の人気レストランで、生粋のオージーたちに囲まれながら働いていました。
オージーイングリッシュばりばりな彼らが使う自然な英語なので、オーストラリアで働くってどんな感じ?と気になっている方にも面白いかと思います。
日本とは違うポイントもお話ししていますので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです☺︎
オーストラリア田舎のレストランはこんな感じ
オーストラリアのレストラン、特に私が住む田舎と言われるエリアではお客さんは地元の方が多く、
街のほとんどが常連さんになります。
大体のお店が一皿からの注文が可能ですが、コース料理を提供しているお店もあります。
コースと料理の呼び方は、
前菜:Appetizer(アペタイザー)、スープ、メイン、デザート
と比較的馴染みのある呼び方と順番で呼ばれていますが、
Entrée(アントレ)と呼ばれるメインの前に提供される料理という意味での呼び方もこちらでは一般的なので覚えておくといいと思います。
かなりフランク
店員とお客さん間のやり取りはかなりフランクです。
冗談も言いますし、名前を覚えて呼び合うのが普通です。
比較的丁寧な英語を使いますが、呼び方に関して「〜様」を意味する”Mr.”や”Ms.”などはほとんど使わないようです。
どこでも名前で呼んだり、またはExcuse me.で声をかけ、またはかけられている印象です。
前もって予約が安心
電話予約が基本なので苦手な方は初めは大変ですが、こちらの少しお値段のするレストランは一般的に予約して行くことを好まれます。
ウォークイン(予約なし)で行ってしまうと、待たされる、場合によっては断られることもあります。
電話予約時に聞かれることは大体どこも一緒ですので、以下で説明していきます!
レストランの基本会話
ここからはレストランでの基本フレーズを会話形式で説明していきます。
後半で各フレーズの説明をしていきますので、大体こんな流れでレストランを予約し、入店し、オーダーするよ〜と いう雰囲気をどうぞ。
電話予約
Hello, This is ○○ restaurant △▲ speaking.
(こんにちは、○○レストランの△▲です。
Hi, I would like to have booking for tonight.
(こんにちは、今夜の予約をしたいのですが、)
Sure. May I have your name and how many?
(かしこまりました。お名前と何名さまでしょうか?)
I’m ×× and for 2.
(私は××で、2名です。)
OK At what time?
(かしこまりました。何時でしょうか?)
At 6PM. Is that available?
(6時は可能ですか?)
6PM Absolutely! Table for tonight at 6PM for two people, is that alright?
(6時大丈夫です!今夜の6時に2名さまでのご予約でよろしいでしょうか?)
Sounds very good.
(大丈夫です。)
Ok. And may I have your phone number, please?
(かしこまりました。では電話番号も伺えますか?)
My phone number is ×××-××-×××.
(私の番号は×××-××-×××です。)
Thank you so much. I’ll see you tonight!
(ありがとうございます。それでは今夜お待ちしています。)
Thank you too. See ya!!
(ありがとうございます。それでは!)
入店時
Good evening. What name your reservation under?
(こんばんは。ご予約のお名前をお願いします。)
I’m ×× for two.
(2名で予約した××です。)
Great. This way please.
(確認できました。こちらへどうぞ。)
入店時は名前か電話番号を聞かれると思います。
あるいは、
I have a reservation under ××.
と店員さんに前もって伝えてあげるとその後がスムーズです。
また入店時のスタッフ側の挨拶はHi.やHow are you?など端的なことがほとんどです。
ドリンクを注文する
ドリンクは日本では馴染みのない名前も多いため、いろいろ頼んでみるのも楽しいですね。
大体バーとキッチンは分かれているレストランが多いようなので、ドリンクを先に聞きにくる場所が多いです。
日本でもとりあえずビール!を頼み、ビールが来たら食事をオーダーするという場所が多く、流れは似ていますね。
Would you like something to drink?
(何かお飲み物はいかがでしょうか?)
I’d like to have a japanese beer, please.
(日本のビールをお願いします。)
Sure.
(かしこまりました。)
Can I have a whisky with coke too?
(ウィスキーのコーラ割りもお願いできますか?)
お酒の割り方は日本とは言い方がかなり異なります。
日本ではとても馴染みのある”ハイボール”は、海外ではスピリット(蒸留酒)などと何かで割る飲み物になるので、ハイボールと言うと
What would you like to mix with?
(何と割りますか?)
と聞かれます。
その際はコーラ(Coke)や、炭酸(Soda , Pop)など割りたいものを言えば大丈夫ですが、通常はロックのスピリット代とソフトドリンク代がチャージされます。
ちなみにロックは”on ice”と言います。
お水を頼む
大半がアルコールや何かしらのドリンクを頼むオーストラリア人ですが、お水でいいですと言う方も中にはいます。
私がいたQLD州は基本的に水道水(Tap water)が飲めると言われているので、テーブルに前もって用意されている場合も多いです。
(※飲料水に関する規定は各州ごとに決められています。詳しくは政府HPをご覧ください。)
もし、お水でいいです。と言いたい場合は、
I’ll have a water.
(お水で大丈夫です。)
や、”I’m ok for drink.”などでいらないですと断る表現になります。
グラスを余分に欲しい
あれ、グラスが足りない…となった際は、
Can I have some glasses?
(グラスをいくつかもらえますか?)
でも”more glasses, please?”でも欲しいグラスと同じものを指差しながら言うとより理解されやすくなります。
食事を注文
さていよいよ本題です。
こちらではよっぽどのこと(水をこぼしたなど)がない限り、「すみません!」と声を出して呼びません。
ひたすら目で店員さんを追うか、メニューを閉じてアピール、最悪人差し指だけを立てて☝️手を上げる、などで呼びます。
しかしマネージャー曰く、お客さんに手を上げられる前に、程よいタイミングでオーダーをとる、それが良いサーバーだと言っていました。
Are you ready to order?
(ご注文はお決まりでしょうか?)
Actually, I’m still thinking. Do you have any recommend?
(まだ考え中なのですが、あなたのオススメはなんですか?)
Well. Personally, This is my recommend dishes.
(えーと、私個人はこのお料理がオススメです。)
Sounds nice. I’ll have that one.
(いいですね。そちらをください。)
Wonderful. Anything else, would you like?
(かしこまりました。そのほかはいかがですか?)
Well. Could I have steamed rice too?
(えーと、ではご飯も一緒にお願いします。)
I think that’s all.
(これで以上です。)
Absolutely! Let me take a menu.
(承知いたしました。メニューをお下げしますね。)
Thank you.
(ありがとうございます。)
食事のオーダーの流れはこのような感じで進みます。
Can I have 〜? や I’ll have 〜. 、I would like 〜. などをよく聞きますが、
文章にすることが難しく感じる際は、メニューを指差しながらThis one, please?でも大丈夫です。
追加を頼みたい!
頼んだ食事が思ったよりも足りない?となった時のフレーズです。
Excuse me. Could I order more food?
(すみません。もう少し注文してもいいですか?)
Of course. I will be back with a menu.
(もちろんです。メニューをお持ちいたします。)
お皿を下げに来てくれるタイミングなどで、
Would you like desserts? や、 Anything else would you like? など、
追加の注文はいかがですか?と聞かれる場合もあります。
お皿を下げてもらうとき
Is everything ok?
(お味はいかがですか?)
Yes. Everything is perfect!
(全てとても美味しかったです!)
It was beautiful.
(素敵なお料理でした。)
サーバーがお皿を下げる際、美味しかったと一言言ってくれる方が多いです。
できれば無言よりも、笑顔で美味しかったと言ってくれる方がどちらも気持ちがいいですよね。
お会計を頼む
お会計はテーブルでできる場合と、レジまで行く場合があります。
サーバーにビル(伝票)を持って来てもらうようにお願いする際、お会計はどこでするかも聞いてみましょう。
“Bill please.”と一言でも、伝票が欲しい旨は伝わります。
オーストラリアにはチップの習慣はありませんが、気持ちとして渡す人も中にはいます。
Could I pay here or at the counter ?
(ここで払えますか?それともあちらのカウンター?)
You can pay here by card.
(カードでしたらこちらでも払えますよ)
退店時
お会計も終わりお店をできる時、
”Thank you for coming today.” と言う人もいれば、
フランクに “see ya!” と言う店員さんもいます。
Have a good day!
(良い一日を!)
ともし言われたら、
You too!
(あなたも!)
と返せると完璧ですね!
まとめ
オーストラリアのレストランで実際に使われているフレーズでした。
日本人でも、年齢や性別、住む場所によって使う言葉は違います。オージーも同様に、人により本当に使う言葉はそれぞれです。その中でも上記のフレーズはほとんど毎日聞いていました。
いわば一般的なものになりますので、ぜひ参考にしてみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎