ビール好きなら絶対に飲んで欲しい、オーストラリア国産のビールを5種類選びました!
ビール大国オーストラリアは、日本以上に豊富な種類の国産ビールがあります。
同じ生産会社からも様々な種類のものが発売されていたり、日本ではあまり見ないような種類もあったりと、初めてオーストラリアへ行く人なら迷ってしまうほど。
今回オーストラリア在住経験ありの筆者と、アフター5は必ずビールを飲む生粋のオージーっ子たちで、『本当にうまいと思う国産のビール』を5つ選出したのでご紹介します!
この記事では、
おすすめのオーストラリアビール
日本との味の違い
一般的なグラスや量の種類
お店での買い方、頼み方
日本人はわからない注意点
についてお話ししていきます。
おすすめのオーストラリアワインはこちらの記事で!
はじめにオーストラリアビールについて
一年を通して比較的温暖な気候のオーストラリア。スポーツを楽しむ人や屋外で時間を過ごす人が多い国です。
そのためオーストラリアのビールと言えば、フレッシュな飲み口が特徴。ゴクゴクいけちゃうのがたまらなく良いのだそうです。
日本のキリッとしたビールをイメージしていると、あれ?なんだか違う…と感じる方も多いようですよ。
オーストラリアビールの特徴
オーストラリアビールは一般的に販売されている種類が日本よりも豊富で、地域によっても違います。
日本の全国どこでもアサヒやキリンが買えるのと同じように考えていると、旅行先であれ!いつも飲んでるやつがない!なんてこともあるようです。
例えば、日本から近いクイーンズランド州ではxxxx GoldやGreat Northern Brewingという銘柄が有名なのに対し、メルボルンを擁する南の方ではVBというビールがよく飲まれています。
国土が広大なオーストラリアならでは。ビールの味わいも地域によって少しずつ違い、飲み比べるのがとても楽しいのです。
ビールの種類
ビールの種類としては、日本でもよく飲まれているラガービールが多くみられます。
しかし日本のように苦味やキレが強いものよりも、爽やかでサラッとした飲み口が特徴で、フルーティーさがある種類が土地柄なのか多い印象もありました。
アルコール度数は日本では一般的に5%前後が多いのに対し、徐々に日本でも流行ってきていますが、3.5%などの低めのもの、ローカーボなども昔から豊富にありました。
おすすめ5選
それではここからはおすすめの銘柄を5つご紹介していきます!
Great Northern Brewing Co.
日本から近い、ケアンズやブリスベン、ゴールドコーストなどの観光都市があるクイーンズランド州でよく飲まれているのがこちらのGreat Northern OriginalとCrisp。
アウトドアなシーンが多い北部のオーストラリアでは、フレッシュな味わいのこちらが好まれます。
Original
330㎖ $4.29 Alcohol volume4.2%
Crisp
330㎖ $4.39 Alcohol volume3.5%
OriginalとCrispの違いはアルコール度数もありますが、Originalの方がややフレッシュな味わいな印象です。
xxxx Gold
Gold Lager Bottle
375㎖ $4.79 Alcohol volume3.5%
オーストラリア国内で最も飲まれていると言われているのがこちらのxxxx Gold。
オーストラリアビールはワインに次いで日本でも今大人気ですが、このパッケージを日本のお店で見たことある方いるのでは?というほど、オーストラリアビールと言われると名前が上がる率が多い印象です。
またビールをかなりの量飲むオージーですが、アルコール度数が低めなので好んで選ぶ方も多いようです。
Victoria Bitter(VB)
Victoria Bitter(VB)
375㎖ $4.89 Alcohol volume4.9%
VBはビクトリア州産のビールですが、日本のビールのようなキレに最も近い印象です。
オーストラリア人にも日本のビールはとても人気で、重めでキレを味わいたいときや、食事と一緒に飲無ことが多いようです。
Carlton Draught
Carlton Draught
375㎖ $4.99 Alcohol volume4.6%
オーストラリアのラガービール(ペールラガー)と言えばこれ!という人も多いほど、昔から定番のカールトン。
この馬のエンブレムもかっこいいですよね。
オーストラリアで有名なリカーショップDan Murphysの口コミでは、よく「労働者向けのビール」と表現されます。暑いオーストラリアでよく働いた後、ごくごく飲める喉越しがたまらないと人気なんです。
Byron Bay Brewery
Premium Lager
355㎖ $4.79 Alcohol volume4.2%
個人的に好きだなと思ったのは、こちらのビールです。
フルーティーで飲みやすいですし、爽やかなため単体で飲んでも美味しいと思います。またフレッシュで飽きない味もいいポイント!
そしてこのシンプルな瓶もおしゃれですよね!
番外編
ここからは番外編です。
本当にビールが愛されている国だからこそ、国内外、タイプ問わずいろんなビールが飲まれているオーストラリア。
日本ビールはやっぱり人気 Asahi
Super Dry
330㎖ $5.79 Alcohol volume5%
キレと爽快感が強い日本のビールは、オーストラリアでも人気があります。
特にアサヒのスーパードライは何度も国内で賞を受賞。日本料理も当たり前になりつつあるオーストラリアでは、このビールも有名です。
低糖質なら Hahn
Super Dry Lager
330㎖ $5.39 Alcohol volume4.6%
ヘルスコンシャスが強いオーストラリア。
ビールにもその考えを反映して、おいしくてヘルシーなビールの醸造にも成功しました。
日本でも近年よく聞く低糖質や無糖。味も、キレもどんどん美味しいものが飲めるからこそ、オーストラリアのもぜひ飲んでみてほしいです!
ビールが好きすぎてやめられない!でも健康にも気を遣いたい!という方におすすめです。
購入、飲める場所
オーストラリアでのアルコール提供には特別な資格が必要になります。そのため、日本のようにコンビニやスーパーなどで販売することが許されていません。
買える場所は、リカーショップ(酒屋)またはバー、レストランになります。
オーストラリアでは有名なスーパー、WoolworthやColesには系列のリカーショップがあるため、スーパーの近くに必ずリカーショップもある印象です。
多くの地域で車が必須のオーストラリア、リカーショップのドライブスルーなんてものもあるので、見つけた際はぜひ試してみてください!
お店での頼み方
日本でもお酒を頼むとき、グラスの名前や注文の仕方に大体の決まりがありますよね。
オーストラリアでも同様で、大体どこのバー(オーストラリアでは居酒屋のような場所)でも頼み方に決まりがあります。
グラスの種類と名前
グラスの名前は地域によって呼び名が変わります。これからご紹介するのは、いわゆる東北側(クイーンズランド州)の名前です。大きさはどこも変わらないので、どなたでも使えます!
日本の生中はおおよそ350〜500ml。オーストラリアのグラスサイズと比べると、schooner(スクーナー)が同じ範囲の量となります。
ワンサイズ下の小グラスであれば、pot(ポット)またはGlass(グラス)がちょうど良いかと思います。
詳しいサイズや量の比較はWikipedia先生が詳しくまとめてくれていました!
注意点!
オーストラリアでの一般的なグラスの呼び方はわかったのですが、頼む時が緊張しますよね!
そんな時、これからお話しする注意点だけを気をつけていただければ、問題なく頼めますよ。
バーは基本的に先払いシステム
現地のバーでは食事等も含め、ドリンクを頼むときは先払いが基本です。
また、カウンターに自分で行って頼むスタイルなので席で待っていても永遠に店員さんは来ません!日本でいう、HUBのような感じになります。
割り勘やどのくらい飲んだかを考える必要がないので、慣れてしまえばとても楽。
身分証の提示を求められること多し!
日本人は特にかもしれませんが、アルコール購入時に年齢確認をされることが多いです。
というのも、未成年にお酒を売ってしまったのがバレてしまうと罰金やきつい処分が課されるため、オーストラリアでもかなりしっかりと年齢確認を行なっています。
そのため、現地の人でも身分証は常に携帯していました。
現金取り扱えない場所多し
島やナイトマーケットなど、日本では現金じゃないの?というような古いバーまで。
現金よりも決済が手軽なため、そういったところは特にカード決済、タッチ決済のみという場所が多いです。
私はかなり田舎に住んでいましたが、商店街のような小さなお店でも必ずカードは使えました。
逆に現金を持たないのは身軽ですし、外国人である私には両替する必要もなかったので、慣れてしまうとかなり楽でした。
屋外では基本的に飲酒禁止
オーストラリアでは、私有地以外飲酒は禁止されています。
日本のようにコンビニでお酒を買って近くの公園で飲む、ビーチで飲む、なんていうのはダメ!
え〜、つまらん。と思いますが、自然や野生動物を何より大切にする国。そう言った厳しい決まりが、今なお豊かで美しい景観を保てている理由の一つとなっているのも事実です。
リゾート地では特に警察が頻回にパトロールしていますので、注意してくださいね。
まとめ
生粋のオージーっ子もすすめル、オーストラリアの美味しいビールをご紹介してきました。
味も、パッケージも日本とは変わったものが多く、いろいろ試してみるのが楽しいですね。
オーストラリアに行ったらぜひ、この記事でご紹介したビールをschooner(スクーナー)!と頼んでくださいね☺︎
この記事を読んだ後、あなたもきっとビールを飲みたくなるでしょう。