旅先に行ったら普段とは違った景色にワクワクして、気になる裏通りに入ってみたり。
細道をどんどん抜けて、気づいたら知らない場所に辿り着いていたり。
そんなひとり旅の仕方も、景色やその場所の空気を存分に堪能できて、新たな魅力も発見できるかもしれません。
今回は、小さな島の中にぎゅぎゅっと見どころが詰まった、”神の島・宮島”の、歩いて楽しい、迷い込んで楽しい裏道や、細道、いろんな道についてご紹介します。
どの道もじっくりみると見どころがたくさんで、続編も作成中です。
この記事では、
- 宮島のおすすめ散歩道
- レトロな雰囲気の残る裏道
- 看板や雰囲気がフォトジェニックなスポット
などをお話ししています。
それではどうぞ!
フェリー乗り場からスタート
まずは宮島の玄関口、フェリー乗り場からスタートです。
JRや松大フェリーが到着する、こちらの大きな宮島桟橋の建物を背に、まずは右方向へ進んでいきます。
だんだんとお店が増えてきます。穴子飯や、もみじ饅頭、そして牡蠣。
宮島には食の誘惑が多すぎますが、それらを視線のみでつまみつつ良さげで人の少ない裏道をまずは探します。
と言っている先で、つい…立ち止まってしまいました。
牡蠣とお酒、絶対合う…。
こちらは”牡蠣屋”さん。
宮島の牡蠣とそれにあうお酒を提供しているお店で、系列の”牡蠣祝”ではスイーツを、GEBURAでは瀬戸内のレモンを使ったレモンサワー等、ドリンクを中心に取り扱っている大人気のお店です。
そんなこんなフラフラ誘惑されているうちに、なんだかとっても気になる裏道が左側に…。
活気のあった商店街とは打って変わり、パッと静かな通り。
程よく人のいる落ち着いたお店。
こういうお店って、だいたい美味しいし雰囲気も良いし、穴場ですよね。
美しい瀬戸内と町並みを望む、ひみつの階段
先ほどの坂本菓子舗さんを進んでいくと、右手に登りたくなる階段が出現。
結構な段数だけど、これは登るしかないワクワク感。
行ってみましょう。
上ってすぐ、当たりでした。
階段の途中から見えた瀬戸内の海がキラキラしていて、階段のこの青々とした苔もとっても綺麗。
振り返るとこの景色。
自然が、なんて綺麗なんでしょう。
商店街はかなり賑わっていただけに、この場所の人気のなさがなんだか不思議な感じ。
さらに上っていくと、なるほど、ここは千畳閣へ続く階段だったようです。
千畳閣の左側には五重塔が。
この朱色と夏の木々の緑がとっても映えます。
これはまた…。五重塔の横に気になる細道発見。
まさに奥の細道。
細道の先には何やらものすごい…これは松?
”龍髯の松”と呼ばれる、横にながーーーく伸びた松を発見しました。
こんなに伸びたの?すごいですねー!
低い建物が綺麗に並んでいるために、上から見るのもなんだか楽しい。
ミニチュアを眺めているようで、思わずパシャリ。
瀬戸内海って、どこから見ても絵になりますね。
厳島の朱い鳥居とのコントラストも綺麗なのですが、ぜひこのノスタルジックな景色もいかがでしょう。
夏を感じさせる景色です。
この日は残念ながらお休みだったんでしょうか?人がおらず、残念…。
振り返った先の景色も間違いなし。でした。
宮島の昭和レトロへタイムスリップ
厳島神社の横を通り過ぎ、出口の方へ回る途中。
左手に何やら行ってみたくなる橋が出現しました。
橋の左手は紅葉谷公園、右手が厳島神社や宮島水族館の方角です。
そちらも気になったものの、今回はこの橋を渡ってみることに…。
渡ってすぐの古いお家。
昔はたばこ屋さんだったんでしょうか?木の看板がかわいい。
”瀧町”と言うようです。
木造の建物が一気に増え、どこか昭和っぽい雰囲気の街並み。
こちらも表通り商店街や町屋通りのように、まっすぐ順序よく建物が並んでいるために、遠くまで続く似た建物が雰囲気あります。
途中、かわいい置物たちを発見。
こういうポイントがいくつかあって、ゆっくりのんびり歩くのがとっても楽しい。
そして突然現れる、遺跡やこういった史跡に、なんだかタイムスリップしたような気さえします。
そんなこんなでまーっすぐ歩き続け、
気づくとたどり着いていました。真言宗御室派の大本山、大聖院。
続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎