【ひとり旅】宮島の裏通り!趣と味のある町家通りへの行き方と実際の雰囲気

宮島穴場散歩道、町家通り編 広島

今回の記事内容は、初めて宮島に観光に来た方はあまり知らない通な道、”町家通り”についてです。

賑わう表参道商店街のすぐ裏にある道なのですが、とっても静かで風情ある街並みが素敵なんです。

前編はこちら↓

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町家通りってどうやって行く?

地図の通り、賑わう表参道商店街のすぐお隣が”町家通り”と呼ばれる通りになります。

ずーっとまっすぐな道になるため、先の見通しもよく、歩きやすいのが特徴です。

表参道商店街ができるまでは、この町家通りが宮島のメイン通りであったため、

この通りには商店から酒屋に服屋さん、ランドリー、雑貨屋さん等、生活に必要なものは何でも揃っている便利な通りなんです。

今回はその町家通りを中心に、いまだ古き良き趣の残る、宮島の本当の穴場を散歩します。

自然と歴史のある建物が調和するもみじ谷

前回からの帰り道、厳島神社の入り口までは向かわず、小川の橋を渡ってすぐを右に曲がりました。

紅葉谷公園への入り口

上の写真がすぐに見えてくるので、今度はそちらの方に向かって歩いて行きます。

たっぷりの自然と、この標識が何だかレトロで癒される…。

紅葉谷公園の中はこんな感じです。

今なお美しい自然が残る森で、この日は日の光が刺すように暑い日でしたが、森の中は涼しく感じました。

原始林の残るもみじ谷

大聖院の周りの街並みとはまた少し雰囲気が変わり、

こちらは有名な旅館やホテルが多いようです。

風情のある宮島の建物

宮島散歩のいい点は、至る所に標識があるため、地図がなくても気楽に散策ができること。

また、どの道も大体最後は大聖院や厳島神社、紅葉谷やフェリー乗り場等の主要箇所に繋がるため、

ほとんど迷わず歩き回れるのが散歩好きには意外と嬉しい。

宮島島内の至る所にある標識

みやじまの老舗お宿、岩惣

紅葉谷公園の標識通りに進んでいくと、再び雰囲気の良い建物が見えてきました。

こちらは”みやじまの宿 岩惣”さんの建物の一画。

既に古い趣を感じますよね。

みやじまの宿、岩惣へ続く道

この日はあまり人がおらず、しん…とした雰囲気に、まるでタイムスリップしたかのように感じました。

昭和にタイムスリップしたような景色

岩惣さんの建物の外観。

こちら、築130年前に建てられたそうです。

中には厳島神社の鳥居の土台となった木で作られた机や、伊藤博文が実際に使用していた机等、

美術館レベルの内装のため、いつか泊まってみたいお宿です。

もみじ谷の中に聳える岩惣

この建物と一部の箇所以外は、実は岩惣さんの敷地ではなく、紅葉谷公園のようです。

自然の中にぽつん、と建っていて、とっても印象に残るお宿でした。

岩惣の外観

五重塔へ続く、ひみつの階段

さてさて、タイムスリップしたかのような紅葉谷公園と岩惣さんから再び厳島神社の方へ下ります。

消防署の方へずーっと歩いて行くと、急に活気のある道へ出ました。

もみじ谷公園出てすぐの風景

途端、現実に戻ったかのような気分になりますが、

下の写真のように大きな角を持った鹿が、ナチュラルにのっそのっそと歩いている…

そんな風景を見ると、やはりどこか不思議な気分になる宮島です。

屋台を覗く、大きな角の旦那

この通りを右にまっすぐ進むと、また楽しそうな裏道へ。

この手間への道を左に進むと、厳島神社の入り口にあたります。

この細道は、千畳閣や五重塔、龍髯の松に繋がる道のようです。

千畳閣の裏道

と通り過ごしそうな道から五重塔が!

綺麗な青空と古い屋根の雰囲気も相まって、とっても映える!

他の観光客の方たちも、ここからたくさん写真を撮っていました。

宮島の五重塔

宮島には、”幸紙”と呼ばれる、火難除けのお守りを売っているお店がいくつかありますが、

こちらはその一つのようですね。

他に、この後ご紹介しますが、”佐々木文具店”さんでも、幸紙をいただけるそうです。

幸紙を売っていたお店

宮島には何度か訪れていますが、このお店が開いているのはほとんど見ない…。

私的”レア”なお店なので、もし開いているところを目撃した方がおられましたら教えて欲しいです!

風情ある街並みが残る、町家通り

それではいよいよ、町家通りをのぞいてみましょう!

先ほどのお店から坂を登ると左手にトンネルが見えてくるので、トンネルを抜けてすぐ右の道になります。

町家通り

実は町家通り、一番最初の記事で見た、レトロな雰囲気のある美味しそうなお菓子屋さんのすぐ横の道でした。

千畳閣まで続く階段の手前ですね!

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坂本菓子舗さん

では、町家通りを進んでみます。

上から眺めた時に見えたのと同じ、道に沿うように順序よく建物が並んでおり、

建物自体も民家だけではなく古民家もあり、何だか不思議などこかに辿り着きそうです。

町家通りの風景

途中途中、趣のあるお店を発見。

長い歴史がありそうなお店ですが、まだまだ現役のようです。

佐々木衣料品店
佐々木文房具

こちらは先ほど少しお話しした、幸紙を売られている”佐々木文具店”さん。

文具以外にも、宮島の手拭いや、文房具、食器等、センスのいいものを幅広く取り扱っています。

文具店というよりも、雑貨屋さんという雰囲気でした。

店主の方良い人…。

あと、佐々木さんいっぱい…。笑

バーバーヤング

BAR BER ヤング。

文字の感じがとっても可愛い!

古いもの好きな人はたまらない通りです。

道なりに進み、途中途中の分かれ道では、海沿いには出ない方向、右の方へ進んできました。

すると左手にこんな興味をそそる階段が…。

登ってみたい神社へと続く階段

思わず登ってみたくなるような、上からの眺めがまた気になる神社です。

みどりのトンネルを抜けてフェリー乗り場へ

今回は時間が迫っていたので、階段は登らず、そのまま道なりに進みます。

すると、左手にまたもや不思議のトンネルが。

緑のトンネル

植物が茂っていて、先は曲がり角でよく見えず、ワクワクしながら通ると…、

かわいい落書き

絶対手作りの可愛いチラシがあったり、

ここは昔なんだったんだろう

前は写真屋さんだったのかな?

フジカラーのあの緑色って、どこにあっても映えますよね。

宮島フェリー乗り場

そんなこんなふらふらしているうちに、到着していました。

フェリー乗り場の宮島桟橋へ。

最後は本当の裏道で、ほぼ誰ともすれ違わないという静かな道でした。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ここまで宮島内の散歩におすすめの裏道や穴場スポットをご紹介してきました。

宮島といえば、厳島神社や弥山などが王道のように聞こえますが、

こんなに入り組んでいて、実はいろんなところに見応えのある古い建物や、お店が並んでいるんです。

王道とはちょっと違う、宮島が気になる方は、ぜひこちらの記事を参考に歩き回ってみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました☺︎

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