【ひとり旅in京都】夏の京都を満喫する観光名所とおすすめ、大人のためのモデルコース

1人旅 京都 京都

古い街並みだけではなく、近代的なアートや、おしゃれなカフェも多い京都。

普段から観光客が多く人の多いイメージの京都ですが、ひとり旅でこそ十分に満喫できる場所が実はまだまだあるんです。

これから、

ひとり旅をしようと検討している人

どこに行こう?場所を決めかねている人

京都への旅に今日にがある人

これらの人向けに、京都在住歴があり、かつ休みには京都中を歩き巡っていた筆者がモデルコースを考えました。

旅を存分に楽しむため、あなたのお役に立てますように…!

それでは最後までご覧ください。

まずはじめに

市内だけでも1日では回りきれないほどの観光地がある京都。

細い路地が多く、バスや電車が充実していることからも、車より公共交通機関での移動がおすすめです。

歩くのが大好きで、中心地をメインに移動されるのであれば購入しなくても良いとは思いますが、

もし市内の端から端へ移動したい場合や歩くのがちょっと…という方は、

京都市内1日地下鉄・バス乗車券を買っておくと便利です。

地下鉄・バス一日券が楽です!

こちらはバス車内、一部コンビニ、駅などで購入が可能です。

料金は、

地下鉄・バス  1,100円

地下鉄のみ    800円

バスのみ     700円  ※令和5年9月30日で発売停止、令和6年3月31日で利用停止予定

です。

地下鉄は1区間大人220円、市バスは一回の乗車で大人230円のため、

移動を頻繁にするならお得と言えるでしょう。

詳しくはこちらの公式HPをどうぞ。

モデルコース

京都は、美しい古都というイメージがありますが、様々なカルチャーも集まるところも実は魅力的なポイント。

歴史を追い、程よく自然と街が溶け合った様子に癒されるのも良いのですが、

様々なカルチャーが集まってきたからこその美味しい食や、面白い物を見つけるのも楽しみではないでしょうか。

それでは色んな目的別にモデルコースをご紹介していきます。

名所も名物料理もどちらも欲張る!

せっかく京都に来たからには、色々なところを巡りたい!というアクティブな方向け。

京都駅からスタートし、清水寺、周辺の古都の街並みや八坂の塔を巡り、近くでランチを食べ、安井金毘羅宮、祇園を散歩し、最後に八坂神社で可愛いお札をいただく。

これぞ京都!をじっくりたっぷり味わうコースはいかがでしょう。

名所と名物料理を巡る”古都京都”コース
  • 京都駅スタート

    京都の玄関口、京都駅からスタートです。

    京都タワー側の改札を通ればすぐ目の前にバス乗り場。

    京都タワー
    京都駅の改札出てすぐ。目の前がバス乗り場。

    写真目の前の案内板近くにバス券を販売している機械があるのでチケット購入はそちらか、

    京都駅内のみどりの窓口でも購入が可能です。改札出てすぐ右側にあります。

  • まずはバスで清水寺へ

    京都といえばの清水寺。

    関東勢は修学旅行での定番スポットですが、大人になって行くとまた違った味わい深さがある名物観光地。

    秋の清水の舞台
    こちらは秋の写真。一年を通して美しい自然を見られるのが清水寺の特徴です。

    行き方は206系統のバスが平日、土日関わらず本数が多いのでおすすめですが、

    普段からかなり混みます。朝早めの利用がおすすめ。

    バス停の列も長いのですが、どんどんバスが来るのと、時期により臨時便も出るので進みは早いです。

    降りる駅は五条坂または清水道になります。どちらも距離はあまり変わりません。

  • 徒歩で八坂の塔へ、京ならではのお土産も

    清水寺から徒歩10分ほどの距離に通称”八坂の塔”と呼ばれる法観寺はあります。

    八坂の塔
    夜の雰囲気も趣があります。

    このお寺の周りも有名なスポットになりますので、多くの観光客で賑わっています。

    人はいつも多いですが、周りには京都らしいものから新しいお店まで様々なため、ただ歩いているだけでも楽しいコースです。

  • 京都の街並みの中でランチ

    八坂の塔を通り過ぎ…ずに目の前のご飯屋さんでランチをいただきます。

    お値段はリーズナブルですが、八坂の塔が目の前という景色の中でいただくご飯は格別です。

  • 安井金比羅宮で縁切りし良縁を結ぶ!

    お腹もいっぱいになったところでお次は珍しい神社へ向かいましょう。

    場所はランチをしたお店から徒歩5分のところ。安井金比羅宮です。

    こちらには霊石である”縁切り縁結び碑(いし)”があり、この亀裂をくぐることで、縁切り・縁結びにご利益があると言われています。

    お参りの仕方も特徴的で、不思議な雰囲気のある境内。

    是非一度お参りしてみてはいかがでしょうか。

  • 祇園で京都の雰囲気を味わう

    安井金比羅宮からは徒歩5−6分の距離にある京都といえばの”花見小路”。

    夕方ごろになると、運が良ければ舞妓さんを見かけられるかもしれません。

  • 徒歩で八坂神社へ、可愛いお守りで運気アップ

    花見小路を安井金比羅宮の方向から抜けると八坂神社の目の前まで続く四条通りに出ます。

    通り沿いには多くのお土産屋さんなどが並び、こちらも京都の雰囲気漂い、歩いているだけでも面白い通りです。

    ”祇園さん”と呼ばれる八坂神社は、厄払いや縁結び・美容などのご利益があると言われています。

    八坂神社は様々な神様が祀られており、ご利益も多彩なため、自分の願いを後押ししてくれるお守りがきっと見つかるはずです。

    八坂神社
    目を惹く紅色が京都の雰囲気をさらに神秘的に…。
  • 鴨川を渡り流行渦巻く河原町へ

    八坂神社でお守りをゲットした後は京都のカルチャーを求めて町へ向かいましょう。

    河原町へも徒歩で行けますが、15分ほど歩くため、バスを利用しても良いかもしれません。

    しかし私のおすすめは、頑張って徒歩で四条大橋を渡ること。

    渡る途中で京都の風物詩でもある鴨川を眺めることができますが、橋から見える川と街並みがとても美しいため、記憶に残る京都の景色となるでしょう。

  • 軽く飲んで夜の河原町を散歩する

    ここまでたくさん歩き足もほとほと疲れていますね。

    河原町には美味しいご飯屋さんがたくさんありますが、今日1日の回想に、軽く飲めるお店はいかがでしょうか。

    立ち飲み屋さんの瓶ビール
    河原町には1人で入りやすい居酒屋がたくさんあるのでおすすめです。
  • バスで京都駅へ帰ります

    ほろ酔いになったところでそろそろ帰ります。。

    とはいえ寝るまで楽しむのが一人旅。

    地下鉄ではなく、京都の街並みが眺められるバスで帰るのがおすすめです。

    河原町から京都駅まではバスで約20分ほど。今日1日の楽しかったことを考えながら揺られるバスでの帰途も良いものですよ。

    夜の京都タワー
    夜の京都タワーはより一層目を惹く色に大変身。

静かな京都で自分時間

賑やかな京都もいいけれど、ひとり旅ではゆっくりしたいな。という方向けのモデルコースです。

大きな観光地とは違い人は多くないけれど、癒し効果はバツグンの神社仏閣や、

大通りから外れた静かな場所にある喫茶店・カフェで過ごすひとときはいかがでしょう。

自分の時間を大切にしたい、静かで濃密な京都を巡るコース
  • 京都駅からスタート

    今回も景色も楽しみたいため、移動ばバスで向かいます。

    ”東天王町”または”南禅寺・永観堂道”を下車し徒歩10分ほどの距離です。

  • 緑豊かな南禅寺へ

    南禅寺はその名の通りに禅寺として知られており、

    日本三大門としても数えられる大きな門が目印の自然の中に聳える美しいお寺です。

    南禅寺の三門
    一際目を惹く南禅寺の三門。この上から”絶景かな〜”と叫びたい。

    南禅寺の見どころは上記の三門だけではなく、枯山水庭園や、フォトジェニックな水路閣も人気のポイントなのでぜひチェックしてください。

    また秋葉紅葉の名所でもあり、一見の価値ありです。

    秋の南禅寺の水路閣
    紅葉✖️水路閣=優勝
  • 裏道を通り哲学の道へ出る

    南禅寺で森林浴をした後は、そのままもう少し散歩をしませんか?

    南禅寺の三門を背にし左手に進むと、哲学の道まで続く裏道に出ます。

    少し長く歩くコースですが、京都の自然をより満喫でき、人も少ないために静かなひと時を過ごすことができます。

  • 森の中にひっそりと佇む茅葺き屋根の法然院

    哲学の道を川沿いに進んでいくと、右手に法然院の標識が。

    山の中に佇む法然院は茅葺き屋根の門や、白砂壇(びゃくさだん)と呼ばれる盛り砂、様々な植物と、苔の美しいお寺となります。

    静けさの中に独特な厳かな空気も漂っており、気持ちをリフレッシュするにはぴったりな場所です。

    法然院の茅葺き屋根の山門
    神秘さを含んだ法然院の山門
  • 哲学の道を抜けて美味しいランチ

    法然院から哲学の道に戻りさらに進むと、銀閣寺へと続く参道へ出ます。

    お土産屋さんはもちろん、目に鮮やかなスイーツ屋さん、お茶屋さんと色々ありますが、お腹が空いたので美味しいお蕎麦をいただきます。

    京都の出汁を使ったにしんそば
    おいしくて思わずため息。汁まで飲みたいにしんそば。
  • 美味しい後は銀閣寺で森林浴

    お腹もいっぱいになったところでここは絶対外せない、銀閣寺へ向かいます。

    多くの植物に囲まれ、苔は美しく、庭園は何度見ても飽きない世界遺産のお寺です。

    晴天の日の銀閣寺
    晴れでも雨でも美しい銀閣寺

    拝観料は500円。お札を代わりにいただけます。

  • 京都ならではの質の良い小物を覗く

    銀閣寺を出てすぐにこちらの雑貨屋さんはあります。

    古い蔵を改装したお店の雰囲気は隠れ家のようで入るのがワクワクします。

    店内には主に京都で作られた雑貨たちが販売されており、一つ一つ手作りのものが多いそうですが、とっても繊細で使い勝手も良さそうなのです。

  • 帰りの道すがら少し休憩し京都駅へ

    京都駅へ向かう前に美味しいコーヒーと甘いもので小休憩。

    京都のお水で淹れた美味しいコーヒーとクッキー
    京都には美味しい珈琲屋さんがいっぱい

    今日1日の静かで穏やかな京都旅を、ほっとしながら思い返します。

    1人でふらっとしていると、自分の好きなタイミングで好きなものを見て、好きなものを食べられる。

    当たり前のようなその点が、とっても幸せで心を満たしてくれるなあと気づくはず。

京都のお菓子とコーヒーを味わう

コーヒー消費量日本一の京都。

京都には喫茶店が2000店以上あると言われており、市内には雰囲気様々なお店が点在しています。

京都の水で淹れたコーヒー

そんな喫茶店やカフェでコーヒーと一緒に楽しみたいのが彩り豊かなスイーツたち。

単にコーヒーを引き立てるためのものではなく、古くから親しまれてきた和菓子を中心に発展させたスイーツはもはや主役級です。

お菓子もコーヒーもどちらも同じくらいに魅力的だからこそ、京都へはお菓子とコーヒーを食べ飲み歩きするために来た。なんて方も多いのではないでしょうか。

そんな京都でおすすめの喫茶店、カフェをご紹介します。

小川珈琲 堺町錦店

京都発祥の喫茶店である小川珈琲は、京都に行けば必ず目にする人気のお店です。

店舗により内装の雰囲気は変わり、モダンな店舗から昔ながらの雰囲気のある店舗等、小川珈琲だけを巡る旅も面白いものです。

しかし私がおすすめしたいのはこちらの堺町錦店

店舗は落ち着いた色味で統一されていますが、京町家風の中庭があったり、インテリアは木をメインに使用していたり等、おしゃれな雰囲気です。

市川屋珈琲

珈琲専門の雑誌などでも何度も取り上げられている人気店の市川屋珈琲

京町家を改装されて作られた店内は天井が高く、落ち着いた雰囲気です。

珈琲以外にもランチやスイーツもいただけたり、カウンター席や窓際の席は1人にとってかなり居心地の良いお店です。

日東堂

個人的に大好きなお店の日東堂です。

こちらは京都といえばの”八坂の塔”目の前にあるお店。おしゃれな京町家の一階は文房具や生活用品を取り扱っているお店とコーヒーショップが併設されていますが、

2階にイートインスペースがあり、大きな窓からは八坂の塔を間近に眺めることができるため、とってもリフレッシュできる空間になります。

The Unir Coffee Senses(ザ・ウニールコーヒーセンシズ)

一寧坂にあるこちらのThe Unir Coffee Sensesはスイーツが美味しいのも有名です。

清水寺や高台寺にも近く、常に観光客が多い場所なのですが、裏路地にあるためか土日でもそこまでまたず意外と入れたりします。

店内は中庭を中心に席が配置されており明るく気持ちがいいのがポイント。

平日昼間は1人でのんびりしている、本を読んでいるお客さんも多く、1人で存分に雰囲気を味わいたいお店です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで京都ひとり旅を満喫するため、ジャンル別にモデルコースやおすすめのお店をご紹介してきました。

ひとり旅では自分の好きを追及することができ、より集中して楽しむことができるため、1日がとっても特別な記憶として残ることでしょう。

そんな旅のヒントに、この記事が役にたってくれたら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました☺︎

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